2013年12月2日月曜日

「町田緑山フォーラム」

去る11月21日(火)夕方、当院にて「町田緑山フォーラム」が開催されました。
お仕事の後でお疲れのところ、当院のスタッフだけでなく、近隣の医療関係者の方々にもお集まりいたただきましたし、製薬会社さんにもご協力いただきました。どうもありがとうございました。



前半は当院医師が、精神科治療薬の効果と副作用について、使用経験を交えながら、具体的な話をしました。薬物治療は長期にわたることが多いので、効果と副作用について、あらためて考える機会となりました。




そして、後半です。
皆さんは、「IMR」という言葉をご存じですか?
Illness Management and Recovery(IMR:疾病管理とリカバリー)は、患者さん自らがゴール(目標)を定め、それに添って実践していく心理教育プログラムです。

この度は、横浜市立大学付属病院精神科の加藤大慈先生をお招きして、
「IMRを実践した経験から」というご講演をしていただきました。
本来は、とても内容が深く膨大な資料の内容ですが、非常に分かりやすく易しい説明で、とても有意義な時間を過ごすことができました。

精神科治療は、現代において大きく変革してきています。
「従来型」の関わりではなく、患者さんが自らたてた目標に、じっくり寄り添っていくことはとても大切ですし、ご本人のQOL向上には、チーム医療、連携がますます必要です。

さらに実践できるよう、鶴が丘ガーデンホスピタル全体で取り組んでいきたいと思います。

加藤先生、どうもありがとうございました。














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